COIL導入支援
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より幅広く教育活動にCOILを導入していくためには、全学的なサポート体制と関係者のキャパシティビルディングが欠かせません。国際交流センターでは、教職員向けの研修の実施、機材の貸し出しなどによるサポートのほか、随時、ご質問やご相談を受け付けております。
事例1
主に本学教員の皆さんに、COILの基本的な意義や、米国を始めとする世界と日本での実践・浸透の様子等を紹介し、COILについての理解を深めていただく研修会を、2019年7月19日に開催しました(全学FD委員会との共催)。
講師には、2014年春学期にCOIL授業を実施したのを皮切りに、アジア、南米、アフリカなど多くの大学とのCOILネットワークを展開するなど、先駆的に取り組んできた関西大学から、池田佳子教授をお招きしました。
講師には、2014年春学期にCOIL授業を実施したのを皮切りに、アジア、南米、アフリカなど多くの大学とのCOILネットワークを展開するなど、先駆的に取り組んできた関西大学から、池田佳子教授をお招きしました。
研修内容
- 講師による講演
関西大学のCOILの取組(参考関西大学COIL「KU-COIL」ホームページ) - 学内事例紹介及び質疑応答
看護学部(渡邉特任教授・根岸講師)「COIL型授業 看護学部の取り組み」
▶COIL型授業看護学部の取り組みのPDFは、こちらからダウンロードしてください。
事例2
大学院薬食生命科学総合学府(黒川教授)「大学院教育におけるCOIL型講義の事例 ~カリフォルニア大学デービス校~」
▶「大学院教育におけるCOIL型講義の事例 ~カリフォルニア大学デービス校~」のPDFは、こちらからダウンロードしてください。
事例3
11月17日に三重大学において、同大国際交流センター主催による教職員を対象とした全学FD「国際教育交流セミナー2022」が開催されました。このセミナーには本学の澤﨑宏一国際交流センター長(国際関係学部教授)が講師として招かれ、COIL(※)を始めるためのノウハウについて講演しました。
本学は、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」採択校として、米国の連携10大学をはじめ、その他の国内外の大学とのCOILにも積極的に取り組んでいます。
三重大学も本学との連携実績があり、澤﨑教授がかねてから「日本学研究」、「日本語表現法」、国際関係学研究科での「日本語表現特殊研究」等の科目で、両大学の学生によるグループ活動や授業時間外の意見交換など、さまざまな形で授業間交流を積み重ねてきました。
今回の講演では、「COILを始めるために:オンラインでつなぐ国際的協働学習」と題して、都市圏に比べて国際化資源が少ない地方大学におけるCOILの効果やメリット、課題等の説明とともに、澤﨑教授の実際の講義事例を取り上げつつ、学期における授業のスケジュール構成や各授業の進め方についても紹介しました。
講演後、参加教員からは、「COILの実施には、比較的自由度の高さがあり、それぞれの教員の条件や環境に適した形で、さまざまなやり方があることが分かった」といったコメントが寄せられ、同大学のCOILに対する関心の高さが窺えました。
※COIL(Collaborative Online International Learning):オンラインを活用した国際的な双方向の教育手法
本学は、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」採択校として、米国の連携10大学をはじめ、その他の国内外の大学とのCOILにも積極的に取り組んでいます。
三重大学も本学との連携実績があり、澤﨑教授がかねてから「日本学研究」、「日本語表現法」、国際関係学研究科での「日本語表現特殊研究」等の科目で、両大学の学生によるグループ活動や授業時間外の意見交換など、さまざまな形で授業間交流を積み重ねてきました。
今回の講演では、「COILを始めるために:オンラインでつなぐ国際的協働学習」と題して、都市圏に比べて国際化資源が少ない地方大学におけるCOILの効果やメリット、課題等の説明とともに、澤﨑教授の実際の講義事例を取り上げつつ、学期における授業のスケジュール構成や各授業の進め方についても紹介しました。
講演後、参加教員からは、「COILの実施には、比較的自由度の高さがあり、それぞれの教員の条件や環境に適した形で、さまざまなやり方があることが分かった」といったコメントが寄せられ、同大学のCOILに対する関心の高さが窺えました。
※COIL(Collaborative Online International Learning):オンラインを活用した国際的な双方向の教育手法
今後も、研修やワークショップ等を開催していきます。
機材選定のポイント
- COIL型教育に使用する機材の選定ポイントとしては、映像の品質よりも、音声のクオリティが一番の条件です。パソコンなどに内蔵されているマイク、スピーカーではCOIL型授業に適さない場合がありますので、マイクやスピーカーを別途用意をすることが望ましいです。参加する人数が多くなる(目安として8人以上)なら、高機能の機材が必要になります。
- マイクとスピーカーを同時に使用するとハウリングが発生する場合がありますので、注意してください。
- なお、パソコンにカメラが付いていない場合は、Webカメラの購入が必要です。カメラにはWindows専用、MAC専用のものがありますので、購入するときに販売店に確認が必要です。
機材の貸出
国際交流センターでは、COIL型教育を実施するための貸出機材を揃えています。一時的に貸し出すことが可能ですので、ご相談ください。
<貸出機材の例>
<貸出機材の例>
- カメラ
- スピーカー
- マイク
- カメラ付きノートパソコン
▶詳細は「機材一覧」(PDFファイル)をご覧ください。
接続・撤収マニュアル
本学会議室での機材利用を想定して、接続・撤収の手順についてまとめましたので、ご覧ください。
モデルケースと体験記
COIL講義のモデルケースと体験記(英語)をご覧いただけます。▶事例紹介のPDFは、こちらからダウンロードしてください。